秋田県仙北市の林業会社で宅建士として働きながら行政書士登録を目指している。
以前、行政書士・宅建士そして人生の大先輩としての80代の方が仲介した山林の購入をしたとの記事を書いたが、その時に、この大先輩に行政書士登録について聞いてみたのだが・・・
会費くらいだよ？
「行政書士登録したいのだけど、登録代が高くて・・・」って事をお話したところ、「書士会に払う会費くらいだよ？」と教えて貰った。
いやいや、登録するのに入会金やら登録手数料がかかることは私も知っています。「登録した後は会費だけだと思いますけど、一番最初の登録の時には20～30万円かかるじゃないですか～？」とさらにぶつけてみたのだが、「宅建業者はお金かかるけど、行政書士登録はかからないよ。月に5,000円程度の会費だけだよ。」と。
書士会に問い合せてみる
「大先輩の言う事が本当ならば、今すぐにでも登録してしまおう！」と思い、本当かどうか書士会に直接問い合せてみた。電話だと聞き漏らす、メモが間に合わない場合もあると思い、メールにて質問してみた。
「20～30万円の費用がかかると思っていたが、とある知り合いの行政書士さんに聞いたところ、そんなに費用もかからないと言います。実際のところどうなんでしょ？」みたいな文面を秋田県行政書士会に送ってみた。
すぐに丁寧な返事が来た
秋田県行政書士会事務局の方からすぐに返信があった。入会に係る費用として、入会金のような一度のみ支払うものと、と毎年かかる会費があると説明してくれた。
その内訳として
- 登録免許税30,000円
- 登録手数料25,000円
- 入会金120,000円
- 会費4,650円/月額（年度内分前納）
- 法定備付帳簿として領収書600円
- 法定備付帳簿として取扱件名簿350円
- 会員徽章3,000円
会費は月額料金なので、入会時期によって総額は変わるらしい。法定備付帳簿・徽章は入会時には必須だが、それ以降は特に決まりはないとのこと（帳簿等自分で好きなものが用意出来るという意味だろうか・・・？）。
さらに、秋田県行政書士政治連盟に加入する場合は、年会費4,200円を支払うとのこと。もちろん任意だと言うのだが、きっと加入することになるかと・・・なので、登録時に一年分の政治連盟の年会費を含め、かつ、書士会の会費を除いた総額は、183,150円となる。
183,150円+会費
会費は年度内分前納とのことなので、新年度あけてすぐ入会すると12カ月分（？）、年度終了間際に入会すると数カ月分（？）、払うことになるのだろう。って、考えるとやっぱり20～24万円くらい用意しとかないと、登録は出来ないか。
会費について、月になおせば4,650円だけど一年分となると55,800円。これに政治連盟の会費加えると、ぴったり60,000円・・・4,650円って半端な数字はここから来ているのか・・・？
（ぴったり60,000円になった事に少しびっくりして、なんだか怖くなった。政治連盟加入がデフォなのかと・・・それを前提とした会費設定・・・？）
いくら仕事に必要な事とは言え、開業間もない新米行政書士には大金。それでも、開業資金が少なく済む業種であることは間違いない。
大先輩の言葉
「月に5,000円くらいの会費だけだよ」って言っていた大先輩の言葉は正しかったのか。政治連盟の会費加えれば年間60,000円だから、ぴったり月5,000円。
って事は、初回登録時以外は年度内前納ではなくて、毎月支払うのか？申し訳ないけど、説明会で聞くまで信用出来ないので・・・（笑）
いずれにせよ大先輩と話をしていく事で、自分もわざわざ書士会に問い合わせる事もしたのだから、少しづつだが行政書士登録・開業に向かって進んでいる、大先輩のおかげかなとも思っている。
コメント