ウミネコ繁殖地蕪嶋(かぶしま)神社から久慈市地下水族館まで①

お出かけ

2023年4月上旬。日中の気温も上がり過ごしやすくなってきたので、久しぶりに出かけたくなってきた。

蕪嶋(かぶしま)神社

青森県八戸市にある蕪嶋(かぶしま)神社へと向かった。

秋田県仙北市からお隣岩手県盛岡市まで進み、盛岡ICから高速へ。約三時間の運転。

GoogleMapだと八戸南ICまで進むようだが、車のナビだと八戸是川ICが案内されたので、素直に高速を降りる。インター下りてからは八戸市内を県道29号に沿って進む。さすが人口22万人を有する八戸市、思っていたよりも都会だな~などと思いつつ、海沿いに向かう。

私の大好きなちくわ「かもめちくわ」や塩辛「浜育ち」を製造販売しているマルヨ水産株式会社の横を通りながら、蕪嶋神社へ向かうと、周りに視界を遮るような大きな建物も少ないために、進行方向に神社の立派な建物が見えてきた、と同時にその社の周りの大量の小さい点(うみねこ)が目に入った。

蕪島海浜公園無料駐車場(蕪島物産販売施設 かぶーにゃのある駐車場)に車を停め、神社へと向かう。

事前の情報で、ウミネコが大量にいることは知っていたが、ここまで大量にいるとは思わなかった。神社周辺の丘の上で休むもの、飛んでいるもの、鳥居前で休んでいるもの等、想像以上に大量のウミネコがいた。独特の鳴き声と、独特の臭いがしていたが、それほど不快には思わなかった。海沿いで、風もあるので臭いが籠らないからかもしれない。

神社内や、神社に行くまでの通路なんかは大量のウミネコのふん。グチャグチャって感じでもなく、完全に乾いたフンだったので、気にせず私は踏んで進んだが、気になる人は代えの靴等を用意しといた方が良いかもしれない。フンを踏まないように・・・などと思わない方が良い。神社へと上がる階段などは、フンのない地面の方が少ないくらいにフンだらけ。

ここのウミネコは、人間にも慣れているらしく、それなりにそばに寄ることが出来る。ただし、さすがに手を伸ばす気にはなれない。

鳥居前に無料で使える傘が用意されていて、頭上からの奇襲(=フン)に備えてその傘をさし、鳥居をくぐり階段を上がる。

すると、なぜか一斉にその場にいたウミネコ達が海に向かい、ものの数秒であれほど大量にいたウミネコが一羽もいなくなってしまった。おそらく彼らのお食事タイムなのだろうが、何がトリガーとなって海に向かったのかは分からなかった。ちなみに、この時は午前10時前後だった。

全てのウミネコがいなくなった階段を上がり、神社にてお参り、御朱印とおみくじを購入後階段を下りた。御朱印は通常版とその月々の限定版があるようだが、今回は通常版をお願いした。少し残念なのが、直接書いて貰えるわけでなく、書かれた紙を渡されるだけだった。

神社を背に階段を下りて、しばらく海や周辺を眺めていたが、ウミネコ達に戻ってくる様子はなかった。このタイミングで蕪嶋神社に訪れた方は、「全くウミネコなんかいないじゃないか」と思うかもしれない。逆に自分は、ウミネコを目の前で見ることが出来たし、同時にウミネコのいない静かな神社も経験(フンは大量にある)も出来たので、運が良かったのかもしれない。

「運が良かった」と言えば、もしウミネコのフンが降ってきて、運よく(?)自分に直撃した場合、すぐふき取る事はせず、社務所に報告すると「会運」証明書が貰えるらしい。

蕪島物産販売施設 かぶーにゃ

ウミネコの姿が見えない少し寂しい神社を背に、かぶーにゃへ入った。

ここは小さいながらもお土産やイートインスペースがある。まだ新しく綺麗な施設。外のトイレが故障中で使えなかったのだが、この建物内にもトイレが用意されていたので助かった。

定食や蕎麦なんかも注文出来るようだが、今日は口コミで評判だったスルメ出汁こんにゃくを注文した。かなりのボリュームで160円。別の観光地だと300円してもおかしくないような感じ。イートインスペースに用意されていたからしを付けて頂いたが、程よく出汁が染みていて美味しかった。

お土産コーナーには、ウミネコのふんを模した「ウミネコ爆弾」なるお菓子が販売されていた。それらしい見た目をしている・・・

八戸水産科学館マリエント

かぶーにゃの駐車場から海沿いを北に約500mで八戸市水産科学館マリエントへ。ここは大人一名300円の入場料がかかる。

小さな小さな水族館って感じの場所。飼育されている魚も、どこかまとまりが無いと言うか、ごちゃごちゃしている感じ。

入口付近にドクターフィッシュがいて、各自自由に手を入れられることに驚き。事前に手をしっかり洗う事と注意書きが書かれていたが、気が付かなかった。もう少し大きく書いておいて欲しい。ただ、人差し指の第一関節も入れてないくらいだから、勘弁してもらいたい。

水族館としてはワンフロアのみで、その他のフロアは写真展示などがしてあった気がする。正直、あまり印象に残っていない。マリエントは水族館に入らなければ、無料で入れる様子。

県道1号うみねこラインを南下

本日の次の目的地である岩手県久慈市を目指して、県道1号うみねこラインを南下した。

次回へつづく。

コメント

タイトルとURLをコピーしました