ウミネコ繁殖地蕪嶋(かぶしま)神社から久慈市地下水族館まで②

お出かけ

八戸の蕪島神社から続く行程。

県道1号うみねこラインを南下し、途中、昼食休憩。前もって目ぼしを付けていた「はしかみハマの駅 あるでぃ~ば」へお邪魔した。

海沿いの駐車場に車を停め、一歩車から降りると、とにかく生臭い。自分も嫁さんも第一声が「生臭い!」だった。潮風のせいなのか、この施設のせいなのかはわからないが、非常に不快な臭いだった。それでも、すぐに慣れてしまうので、建物の中へ。

はしかみハマの駅 あるでぃ~ば

「こんなサイズが釣れたら面白いだろうな~」なんて思うような大きな魚たちが、信じられないような安い値段で売られていた。

お願いすれば、捌いてもくれるのかな?遠出してて、生ものを買う気もなかったので、詳しくは見てないが、魚やら蟹、貝類が大量に売られていた。

店内に併設されたレストランへと向かう。海に面したカウンター席もあったが満席だったので、店内の入り口付近に座った。

嫁さんはザル中華と漬け丼のセットの「階上セット」、自分はイカがまるまる一杯入った「ハマラーメン」を注文。「階上セット」の「階上」の意味がわからず、「かいじょう」ってなんだろうと思っていたが、よくよく調べたら「階上町(はしかみまち)」からとった名前だった。

勉強不足・・・みっともない。

嫁の漬け丼を味見・・・味がしない。自分が注文したハマラーメンも味がしない。まるまる一杯のイカはもちろん、貝やらエビやら具沢山。しかし、全体的に味が薄い。

麺は嫁が頼んだザル中華と同じ麺かもしれない。見た目は良いのだけど、ちょっと味付けは好みではなかった。

さっさと腹ごしらえして、さらに南下する。

久慈地下水族館もぐらんぴあ

「地下石油備蓄基地を造る時の作業用トンネルを利用した水族館」らしい。なので、石油についてや、備蓄基地についての説明や、紹介パネルなどが多数設置されていた。

小学生の遠足なんかに最適だろう。一般料金700円を支払い、中へ。

石油備蓄基地としての紹介や説明するトンネル内を進む。水族館らしさはどこにもない。石油基地のしくみなんかを眺めながら先に進むと、ようやく水族館スペースに到着。(ようやくよ言っても、せいぜいのんびり10分も歩いていないと思う。)

小規模な水族館で、展示されている魚種も少なめ。トンネル水槽は頭上一杯に魚が泳いでいるので、それなりに感動。むしろ、ここくらいしか見るべき箇所はないか。時間があえば、水槽内に海女さんが登場するらしいが、土日祝日のお昼前後の二回程度らしい。

言葉は悪いかもしれないが、正直そこまで期待はしていなかったので、「こんなもんかな~」と水族館を後にする。同じ建物の上の階に上がれば、震災関連の展示スペースと、「さかなくん」スペースがある。さかなくんスペースには、さかなくんが飼育したらしい魚が小さな水槽で展示されてたりもした。

マリエントともぐらんぴあ

もぐらんぴあで一番心が動いたのが、震災関連の展示スペース。もぐらんぴあは海沿いの地下水族館で、当然、東日本大震災の被害を受けた。飼育されていた魚たちは亡くなったのか、流されたのか・・・奇跡的に生き残っていたのが十数匹と紹介されていて、その魚達は先ほどお邪魔していた「八戸水産科学館マリエント」に預かってもらっていたらしい。思いもしなかった接点を見つけられて嬉しい。しかし、震災関連の展示スペースはやはり心が痛む。

秋田に帰る

もぐらんぴあはのんびり歩いても40~50分程度かと思う。一通り見学して、最後売店を覗いたら、あまり遅くならないうちに帰路についた。

本当は岩手県下閉伊郡岩泉町にある龍泉洞に寄りたかったが、時間的に厳しかったので諦めた。ただ、それでも高速使ってただ帰るのも面白くないので、下道をのんびり帰った。

もぐらんぴあから国道281号久慈川沿いを東へ。久慈渓流沿いの山道で景色が良い。平庭高原の白樺ロードを抜けて、このまま281号を国道4号まで。個人的にすごく気に入った路線。意味もなくまた走りたい。とにかく景色が素晴らしい。

順調に帰ってこれたので、イオンモール盛岡によって、夕飯を購入。国道46号を通って秋田県へと帰る。満足の行く行程だった。

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