犬の散歩中にクマと遭遇

日記・小言

2021年6月、近所でクマと遭遇した。

18時まで仕事して帰宅、職場と家も近いし、帰ったらすぐに散歩に出かけたので、おそらく18時20分くらいだったと記憶している。

歩きだして数分。民家のすぐそばだが、少し森の中を歩く箇所がある。森の中と言っても、生活道路で人通りは少ないけど車も通行する。のんびり歩いても5分もしないで抜けられるような本当に一部だけの森の中の通過。それでも、野生のキツネを見かけたり、日中でも暗いので、クマがいてもおかしくないかな~と警戒しながら歩いてた。

具体的に、鈴やラジオを鳴らしていたわけではないが、散歩中の愛犬に話しかけたり、わざと大きな咳払い等しながら、意図的に音を出すように歩いていた。(愛犬に話しかけている姿を目撃されたら、かなり怪しい人だと思われるだろうが、私の場合はクマ対策です)。

ただ、このクマと遭遇した日は黙って静かに歩いていた。実はオーディオブック(Amazon Audible)を聞きながら歩いていたため。イヤホンを付けたままだと周りの音も聞こえず危険なので、骨伝導イヤホンを使用して、耳をふさがず、車などの接近も気が付けるように注意しながら歩いていた。

「オーディオブックって歩きながらもインプットが出来るのだから、便利だな~」なんて思いながら歩いていたら、20mくらい前方の川の中にクマを発見。大きさ的には大型犬くらいだった。こっちが気が付いた瞬間、あちらも気が付いたらしく、川の中で大きく体を動かした。恐らくこの時、こちらを向いていた体を反転させ、森の方に体を向け、すぐに逃げ出したのだろうが、実は私も逃げ出してしまったので、クマが逃げる様子は確認出来ていない。

クマと出会った場合、背中を見せて逃げると追いかけられる恐れがあるし、また大声を出してビックリさせてもやはり危険なので、刺激しないようにゆっくりと後ずさりして距離を取ることが正しい行動。死んだふりしても無意味。また、逃げることも出来ず、襲われそうになったら、うつ伏せになって顔と腹部を守り、首の後ろは手を回して保護するのが有効らしい。ツキノワグマに関しては、最初の一撃さえやり過ごせば、あとは向こうが逃げて行くらしい。

知識としては知っているが、いざ目の前に野生のクマを見かけると、一目散に逃げ出してしまった。ただし、言い訳をさせて欲しい。

クマを発見した瞬間、愛犬はクマに気が付いていなかった。この愛犬がクマに気が付き、仮に吠え出してクマを刺激すると襲われるのではないかと思った。愛犬にとっては生まれて初めてのクマ。どんな行動取るかわからないし、自分はなんとかなるかもしれないが、このまだ生まれて一年ちょっとの愛犬がうまく対応出来るか不安だったために、逃げることを選択した。あとは、それこそ20mも引き返せばすぐ民家なので、仮に追いかけられても民家に逃げ込めばなんとかなると思っていた。

7~8年ぶりくらいに全力疾走した。途中振り返りながら。愛犬は何が起こったのかは理解出来ていない様子だったが、私の全力疾走に嬉しそうに一緒に走ってくれた。

自宅に引き返すと、今まで野生のクマに遭遇した事がない妻が、スマホで写真撮ったか?とか、あなたは運がいいね~なんて言っていたが、こちらとしては写真なんて撮る余裕ないし、クマに出会うことがなぜ運が良いことなのか理解出来なかった。

翌日、職場でこの話をしたら皆笑い話のように聞いてくれた。いくら秋田県で暮らしていたとしても、やはり野生のクマと遭遇するのはレアケースらしい。

私の自宅ってそこまで田舎、山奥ではない。住宅も隣近所それなりにある。そもそもクマと遭遇したすぐそばにも民家がある。早朝だと一通りがないので、確かにクマとの遭遇確率も高くなるだろうが、私が遭遇したのは夕方18時過ぎ。帰宅のために車も走っているし、また少し前の17時には時間を告げるメロディがスピーカーで流される。しかも、結構な音量で。

人間の生活範囲にまでクマが山から下りて来てしまったのか・・・きっと野生のクマにとっても問題であろうなんて思いつつ、同時にお気に入りの散歩コースが潰れてしまった(もう怖くて通りたくない)ので、残念。鈴とか付けて散歩したら、うるさくて今度は愛犬のストレスになりそうだし。

自分が秋田県に住んでいる事を改めて思い知らさえる出来事だった。※一番上の写真は仕事で大仙市協和の山林に行った時に見つけた熊の足跡です。

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