北上鬼の館と紫波町お稲荷様

お出かけ

人混みが嫌いなので、連休等は基本的に家で過ごしたい。しかし、こうも天気が良いとやはり出かけたくなる。って事で、国道107号を横手から北上へと向かった。割と秋田県内はあちこち出かけているのだが、この国道107号については横手から東に向かったことが無かった。秋田道と並走していて、錦秋湖なども通過していくので、楽しそうな路線だとは思っていたのだが、今まで走る機会が無かった。(確か、2022年の年末くらいまで通行止めしてたか?)

連休中ということもあり、通行量はそれなりにあったが、それでもスイスイ流れていた。バイクツーリングしている方とも多くすれ違い、自分も来年はバイクでツーリングしたいなどと思いながら、107号を東に走った。

気持ちよくない国道107号

流れに乗らない遅い車に遮られているわけでもなく、また変な車に煽られているわけでもない。みなさん、適度に車間距離を確保しつつ、順調に走っている。なのに、なぜか走っていて気持ちよくない。

私は純粋にドライブが好きで、あちこち走り回っていて、秋田県内にも何か所かお気に入りの路線があって、意味もなくただ走ったりしている。今日初めて走る107号も地図等では見た感じ山間を抜ける路線で、自分好みなんだろうと思っていたが、いざ走ってみると、なんか感動がない。恐らく道が荒れているせいだとも思う。用事がなければ走りたいとは思えない。国道108号は大好きな路線なのに。

鬼の館

107号を走り、そろそろ東北道も見えるかなどと思っていたら、気になる看板が。「鬼の館」とだけ書かれたシンプルな看板が道路標識のように建っていて、気になってしまった。

特に行く当てもなくここまで走ってきただけだったし、せっかくなのでこの鬼の館へと向かった。

どうやら北上市立の鬼に関する資料やお面などを展示している博物館のようだった。入場料が大人一名500円と思ったより高額なのだが、ここまで来て引き返すのも馬鹿らしいので、とりあえず入場。そもそも館内には無料で入場出来て、企画展なんかは無料でも入場出来るみたい。メインの鬼に関する展示室に入るには有料になるといった感じ。ちなみにこの写真は無料スペースにあった鬼太郎。展示室は写真撮影はさすがにまずいと思って一枚も撮ってこなかった。(あとで受付で貰ったパンフレット見たら、フラッシュがダメなだけで撮影は大丈夫だったみたい。)

まあ、何というか・・・鬼のお面が大量にありました。あとは、絵。絵と言ってもレプリカだけど。のんびり回って10分かな~もっとこうおどろおどろしい鬼とか見たかったのだけど、基本はお面だけだし、まあ、こんなものかなと。鬼に関する伝承とか、日本だけではなく、世界の鬼の紹介なんかもあったかも。

人も少ないし、静かな館内。ちょっとこれで500円は・・・と思ってしまった。同じ敷地なのか、厳密には隣なのかわからないが、蕎麦屋さん「石臼挽き手打ち蕎麦 神楽屋」があった。開店前にもかかわらずお店の前には行列。ネットの口コミを見ても割と良さげ。普通ならここで天ぷら蕎麦でも食べていくのだが、ついさっきコンビニで軽食を食べてしまったので、とりあえずは鬼の館を後にした。

志和古稲荷神社

国道107号から県道13号盛岡和賀線を北上。以前ネットで探して気になっていた稲荷神社へと向かった。なんでもご神木が倒れた際に、その根元から御眷属の白狐のミイラが見つかったという、なんとも神秘的なエピソードがある神社。そのミイラ、と言うか骨が安置されている。割と近くでまじまじと見れ、鋭い牙も四本確認出来た。

参拝して、御朱印を頂いた。書置きの物では無く、直接書いて貰える。

神秘的な白きつねのミイラを見て、満足したところで帰ろうとも思ったが、近くに別のお稲荷様があるとの事で、そちらに向かった。

志和稲荷神社

志和古稲荷神社から車で数分。

正直なところ、こちらは志和古稲荷神社のような神秘的なエピソードも無く、ただのついでとしか思っていなかったのだが、奥のご神木や、自然に圧倒された。朱色の鳥居が並ぶ姿を見ると、稲荷神社に来たと実感出来る。

敷地としては志和古稲荷神社よりも大きいか。ご神木には足場の悪い山道を数分。スニーカーで誰でも登れると思うが、足腰の弱いお年寄りには厳しいかもしれない。ご神木のすぐそばには、直接手に触れることができる、別の大杉があった。(ご神木って数本あるものなのね・・・)

志和古稲荷神社とこちらの志和稲荷神社の関係性とかを聞いてくれば良かったのだが、ちょっと聞ける雰囲気ではなかったので、こちらでも御朱印を頂いて帰る。こちらは書置きだが、限定版や、見開きの物、はたまた切り絵で出来た物など数種類用意されていた。通常版と五月限定版を頂いた。

こちらのお稲荷様は耳欠けがトレードマークらしい。御朱印のお稲荷様も耳が欠けている。

これだけ近くに二つのお稲荷様があって、どちらがおススメとかの話でもないだろうが、もし、もし万が一どちらか片方だけしか参拝出来ないとなったら、こちらの志和稲荷神社をおススメしたい。ご神木などの自然の大きさは神秘的なエピソードにも負けない。

早めの帰宅

二つのお稲荷様の目の前の道を真っすぐ北上すると、国道46号盛岡市内へと続く。途中の雫石町で買い物と休憩なんかを済ませ、一路帰路についた。

普段、出かけるとなると往復350Kmくらい走るし、帰りも18時にくらいになる(愛犬の散歩があるので、可能な限り18時にまでに帰るプランをたてている)。今回は、15時くらいには自宅に着いたし、走った距離数も200Kmちょっと。このくらいで帰って来れると疲れ方もだいぶ違うし、北上とか下道で言っても意外と近いことに気が付けた。

今年のGW連休のおでかけはこれで終わり。勉強が予定通りに進んでいない事に焦りつつ、過去問でも解こうか・・・

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